先述した通り「ビール馬鹿が作った会社」である僕らのが作ったお店は、文字通り「2つのクラフトビール専門酒場」です。

ただし、16年弱の間ただ同じことをして来たわけではなく、時代の流れの中で、いろんなチャレンジを重ねた結果、ちょっと他の酒場とは違った様相になっていきました。ざっとですが、特徴的な僕らのお仕事を書き連ねて見ますね。

・クラフトビール酒場として
　日本全国・世界各国から、
　最高のビールを集め、
　最高のコンディションで提供する。
・クラフトビールに合わせて
　創意工夫してレシピを作った
　美味しいお料理を提供する。
・最高のおもてなし、
　笑顔あふれるサービスで
　お客様に「ビールを楽しむ素敵な時間」
　を提供する。

ここまでは「飲食店」のイメージでご理解頂けるでしょう。ここからが少し「普通」とは違うかもしれません。

・日本・世界のビールの醸造家たちと
　お客様を繋ぐハブ的役目をするため
　毎月醸造家招聘イベントを開催。
・「お店で飲む」という文化から進化して、
　あらゆるシーンでビールを楽しめるよう
　「酒屋」を併設。
　ビールのテイクアウトも楽しめる。
・全国のクラフトビール醸造所と
　コラボレーションして
　多数のオリジナルビールを
　企画・製造している。
・お客様がビールを知るための
　「ビール塾」開催や、
　ビアフェス・全国百貨店への
　ビール&フードブースを出店。

などなど。

考えている飲食店とは少し違いませんか?飲んで、食べてというだけでなく、あらゆる角度から「文化」としてのクラフトビールと食の世界を生み出していく。

そんな会社に変貌しています。

これらの環境・風土も、妥協をせず、価値の高いお店造りをスタッフみんなで考えた時に、お客様に、仲間に、街に、何ができるだろうと考え、実践し続けた結果なんです。

こうした経験やノウハウ、そして人としての縁結びもここで成長しながらキャリアとして掴み取って頂けると思っています。

普通に飲食店を独立経営をするのであれば、僕らの観点で言えばそれは「簡単」です。予算・業態・店の規模・など、条件を下げれば比較的ハードルが低いのが飲食の世界です。

しかし、クラフトビールを取り扱い、またそれに合わせた食文化も提供する。その価値を高め、お客様の満足度を高めていくには、俄然専門性は上がりますし、かなり「実践的なノウハウ」が必要です。

僕らの会社で頑張るスタッフは、僕らの持つ専門性の高い技術・経験・人的資源を、働きながらしっかりと自分のものにしていき、早い段階で自分が一人の経営者と考えられるようになっていきます。

経験を経たらそれぞれ自分の考えるアイデアで、お店造り、メニュー提案、仕入れ、イベント企画などを、早い段階から提案をしてもらっています。

会社としてそれが「独立への実践」と考えていますし、みんなが理解できるような指導や経験を伝授するバックアップは個別に全力でしています。

「何年で独立したい」
「どこにもないビール専門店を作りたい」

そんな野望にも似た熱い気持ちかあるのなら、僕らの会社はそれを試せるフィールド。経験ゼロから独立を達成したメンバーもいますし、そうした卒業生と話す場面も繋ぎますので、さらに学びは深まると思います。

僕らの会社は、すべての人に「いい会社」とは言えません。

きついところ、しんどいところもあると思います。

仕事を通して「やりがい」や「生きがい」を自分自身で見つけながら、「自分の成長」を夢見て、未来の自分を想像しながら働きたいと思うなら、それに応えるための環境を用意したいと考えます。

自分で見つけた生きる道を、一つ一つ迷いなく進めるように。その目指す方向を、仕事を通して正しい体験をしてもらいながら、自分に何ができるのかを考えられる人になる。得られた経験やスキルによって、お客様に、仲間に、会社に、そして社会に求められるような価値の高い人になってほしい。

自分で意思をきちんと持って。

その意志さえあれば、入社時点でスキルがなくっても、必ず一人前のビジネスパーソンへと育ちます。決意があり行動すると決めたなら、いつでも僕らはウエルカムです。逆に自分で行動をすることなく、あれをしてほしい、これをしてほしいという、権利だけを主張されるのは逆にノーサンキュー。あくまで、参加して一緒に作り、成長していくイメージです。

それでもいいなと思ったらぜひ会いに来て、その気持ちをぶつけてください。